セイワデイサービス
- 新しい介護のあり方を求めて -
介護保険事業所番号 1173101096
優しいピラカンサ
1ヶ月くらい前でしょうか、ピラカンサの枝は吹き荒れた強風で、裂けたり倒れたりして酷い有様でした。先日脚立に登り、やっと大きな剪定をしました。春らしくなった日の写真は、驚くほどのんびりとした姿で、細い枝を広げた優しいピラカンサになりました。
冬支度
12月にもなると、枯れ枝や赤味を帯びた葉が冬支度を誘います。ここは敏感に季節を感じさせる場所で、そろそろ自分も寒くなってきました。巻きついたツルを外したり、春の新芽のために剪定が必要なのですが、なかなか作業が始められません。いつもの事ですが、順番待ちをさせている間に春にならないよう計画するつもりです。
隠れる場所
庭が外から丸見えにならないように気を使っていますが、冬が近づき木の葉が落ちると、どうしても穴があいてしまう箇所が出てきます。でもこの写真のあたりは、頑丈な塀が囲んでいる雰囲気です。施設では種から芽吹く苗木をよく見かけるので、常緑な物を使って少しずつ穴を埋めていこうと思います。
お気に入りの場所
ここは敷地の南端にある一番広い区画です。年月が経つごとに樹木が順調に成長して、それなりの景観を作っています。私にとってここは好きな場所ですが、残念なことに大木化したコナラの木が、虫を大量発生させてしまったようです。左奥の大木の表皮には、涙を流しているように沢山の樹液の痕が残っています。早急に対処しなければなりません。
庭の外から覗き見る
たまに庭の外から中を覗いて見ると、思いがけない顔を見せてくれます。山ブドウの太い幹と、左上にへばりついたブドウの黒い実が目を引きます。また今年は全く不作だったブラックベリーが、庭の外で元気な葉を繁らせています。右端には種から育った楠木が透明感のある葉を広げ、それぞれが満足しているように見えます。
黄色いネックレス
ピラカンサの実が、長いネックレスのように垂れ下がっています。これはトゲが怖くて、ほとんどこの木に近寄らないせいです。放って置かれた細い枝はどんどん伸びて、今は実の重みでぶらさがった状態になっています。あまり他所では見かけないこの光景に、この時ばかりは黄色いネックレスみたいと楽しんでいます。
お化けザクロ
可愛いかったザクロの赤児は、4ヶ月程かけて最後はこのように変身しました。まるでハロウィーンのお化けランタンのようですね。でもとても美味しくて、初めてザクロのサラッとした甘露を味わいました。今までザクロといえば、あの独特な形に興味を持っていただけなのですが、今は果実としても認めています。
のどかな秋
実をつけた柿の木ほど、心を和ませるものはないように思います。施設には何本も柿の木があるのですが、今年もまた美味しい柿にありつけませんでした。これは確か”富有柿”のはずです。何年か前に一度食べたことがありますが、特別に大きくて美味しかったことを覚えています。でもそれ以来ご無沙汰ということは、適切な世話ができてないということです。そのおかげで、鳥たちは好きなだけ柿を食べられるのですが。
可愛いダールベルグ・デイジー
数週間前に、この黄色いデイジーが根付いたのを知りました。種は私が戻したものでしょう。いつも柔らかいアルカリ土壌の場所に埋めるのですが、その後で目にするのは、決まって石がゴロゴロした場所です。つまりそういう場所が好みのようです。春は5~6箇所で見かけましたが、今は一箇所だけ。地面に貼りついて沢山の種を放出し、来年も花を見せて欲しいと願っています。
ここは何処!
またしても写真を見ながら一瞬 ”ここは何処!” 状態に陥りました。人の手が入らないと木々が急に大きくなっていて、何処かわかりません。実は通用門の左側で、左の大きな木は黄色い実をつけるピラカンサでした。小鳥の気を引こうと植えたのですが、この木にバラより手におえない鋭い針があるとは知りませんでした。あまり近づきたくない心理も働いたようです。
夏だ!
この写真は子供時代に帰ったように、夏の素晴らしさを蘇らせてくれます。空には白い雲が、小学生の自分が田畑を通り抜けて、友達の家へまっしぐらの高揚した気分です。今年は例年以上に暑さが厳しい夏ですが、やっぱり夏っていいですね。
一番よく見る光景
ここは自分にとっては原点みたいな場所で、”また来たよ”と木々を見渡します。写真を見ると前回の仕事がやりっぱなしのままですが、この庭に必要な一部にしか見えません。いつまでこんなに自由で、楽しい時間を持てるのだろうかと思ってしまいます。
ざくろの赤児
たくさん咲いたザクロの花が終わり、結実した実を数えたら3個だけでした。この庭で初めて見る実は赤児のようです。このまま熟すまで木についていたら、ご報告ものですね。
桟橋のピア・ハウス?
真っ赤なヒメオウギズイセンにつられて撮ったのですが、家で画像を見たら花より面白いものが見えました。その奥に写った建物が、何やら海辺の桟橋にあるピア・ハウスに見えたのです。これは施設の白い柵と、その奥にある家が重なっただけなのですが、写真の不思議です。
ざくろの赤い花
この数年やっとザクロの花をいくつか目にするようになりました。そして今年は、驚くほどたくさんの花が開きました。ザクロの花には可愛らしさがあります。見ていると不思議なもので、赤い座敷童がこちらを見ている感じです。今年は是非とも、完熟した姿を見せて欲しいものです。
落ち着いた雑木群
またまた雨の日になりました。どんどん草木が育って、雑木の小山も装いが変わっていきます。周りを囲むジャーマン・アイリスが咲き終わり、エゴノキのピンクの花も萎んで、小さなシャボン玉が見えます。それぞれが夏に向かって、次の支度をしているようです。
白鷺のようなナデシコ
かつて白鷺のイメージがあるサギソウを買ったことがありましたが、あっという間に枯れてしまいました。だから白鷺っぽい白いナデシコもデリケートに違いないと思いながら植えたところ、ご覧のように沢山の花が咲き種子ができました。暑さに負けないところが気に入りました。
雨後のグリーン族
雨の日の庭仕事は一見大変そうですが、しっとりした空気が気持ちいいものです。写真は小さな一角ですが、様々な葉が独自の美しさを見せています。まだ梅雨には入っていませんが、このところ雨が適度に降ってくれるので、皆、生き生きしています。
見事な薄桃色のハクチョウゲ
手入れが出来なかったハクチョウゲが、自由奔放に枝を伸ばし満開な花をつけました。枯れる寸前の竹は最後に花を全開させるということですが、ハクチョウゲの寿命が10年と書いてあったことを思い出しました。今まで薄桃色の小さな花がこんなに咲くのを見たことはなく、これほど美しいものとは思いませんでした。もう10年に近づいているのかもしれません。もっと目をかけてやらなきゃと思いながら、毎回他の場所の不具合が目について後回しになってしまいます。
ピンクの巨大なシラン
別の場所から移植した紫ランが、りんごの木に与えた肥料のせいか、紫というよりピンク色になり、愛らしい、けれども巨大なシランに変わっていました。
久しぶりに、”ピエール・ドゥ・ロンサール”
今年はこのバラに強い剪定をしたので、花は大粒で少なめです。毎年鈴なりに咲いた場面ばかり見ていたので、感動が薄れていました。今回は錆びた給水タンクと共演しているようで、バラが優しい感じに見えます。久しぶりにそばでじっくり見て、やっぱり美しい花だと思いました。
新緑の5月
このところ緑の割合がグッと増してきて、庭全体が少々重苦しくなりました。気温が上がり雨も降り、庭が植物主体で動き出したからでしょう。まだやらなくてはならない事が沢山あるのに、今年もまた雑草に負けてしまいました。写真を見るといろんな木々に混じって、今年入れた赤いカエデがぐんぐん成長しているのは嬉しいのですが。
野生の花
淡いオレンジ色のポピーは、今ではそこいらじゅうで見かけます。人目を引く愛らしさがありますが、だからといって前にしゃしゃり出ることはありません。線路沿いの草地では、タンポポやヒメジョオンらと電車を待つ合間を楽しませてくれます。そしてこの施設でも、どこからかやってきて庭の一画に居を定めました。ゆったりとした面持ちが、このところの体調不良を癒してくれるような気がしました。
赤いボケの花
真っ赤な花が目に飛び込んだものの、これは一体何の花と思うほど、今年はボケが沢山の花をつけました。自ら枝を伸ばして予想外なほど広がったようです。植物が自由に自分の形を作るのもいいものです。大事にしたいと思います。
雨に濡れた黄水仙
もう寒くはない季節に雨が降り、草木も大地もしっとり濡れました。何年も前に植えて忘れていた黄水仙ですが、花が咲くと一挙に注目のまとです。横を向いた黄水仙は、写真の左端で花をつけたムスカリに挨拶でもしているようです。
冬の地面
北関東の冬は昼と夜の寒暖差が厳しく、しかも雨が少ないので、花壇の草花は毎年のように消えていきます。ふと地面を見ると、枯れたワラ状の端切と雑草が、心地よいベッドに感じるのか、撫でてもらいたいミイが、私の足元にゴロンと横になりました。じっと動かず、さてどうなるかと待っています。実は私は施設に到着したらまずミイに猫缶を与えますが、ほとんどミイを触ったことはありません。ゴメン!
最初に見える風景
庭に入ると、すぐ目に入る景色がここです。ススキがいい味を出しています。その後ろには、桑の木が手を広げています。ふたつとも風に乗ってここにやってきました。この桑の木は、かつて根本からバッサリ切られていましたが、転がっている幹から若芽がずっと生きていたのを覚えています。余程強い木なのでしょう。今ある桑の大樹は、根元から生えてきた小枝が育ったものです。
「かみのデイサービス」の秋
ここは「かみのデイサービス」の西門にある庭です。夏の間に荒れ放題に成長した木々が、手入れを待ちながらそのままになっています。こんな自然な表情もいいものです。しかしトップページでお知らせしたように、こちらの施設もしばらく休眠となり寂しい限りです。オーナーの若手運営者が、一日も早く施設を再開することを心待ちしています。
夏の終わり
通路いっぱいに広がった萩の枝が、何週間もそのままになっていたのですが、先日思いっきり短く切りました。地面にある茶色い影は、枯れて吹きさらしになった萩の葉です。写真ではもうすっかり秋です。今年は花がつかないかと心配していましたが、先日濃いピンク色の花が顔を出してきました。
5月28日のバラ、"グランデアモーレ"
痩せ細った新苗の売れ残りが、今年は地植えで見違えるほど立派に成長しました。緑の葉は生い茂り、昨年見た花とはまるで別の花です。さらにこの後で、3~5も大きくて存在感のある花をつけました。ベランダでは、こんなに生き生きした姿は見られません。暑さ寒さが強烈な熊谷でも、雨が降れば素晴らしい花を咲かせるんですね。
明日から5月
もう5月のせいか、光の感じがずいぶん違います。急に周りの緑が濃くなり、密集してきました。今日の温度はそれほど高くないけど、どこか暑苦しい。一週間前には紫のアヤメが全く見えなかったのに、今は満開です。良いのか、悪いのか。それより何と言っても、そこいらじゅうの雑草が何倍にも成長しているのにはお手上げです。
庭の主
この庭の主のような存在の、雌猫のミイが入った写真が撮れました。この猫は今は亡き施設オーナーが、自宅で飼おうとするくらい可愛がっていました。元々は宿泊施設入居者が連れてきた飼い猫だったのですが、施設の人々のアイドルになり、どこでも自由に出入りが許される猫になりました。熊谷の極端な暑さ寒さにも対応できる、立派な毛皮を着た施設猫として生活しています。
春を告げるムスカリ
うちの庭にはムスカリが、あちこちに広がっています。だから春を告げるのは、ムラサキ色のムスカリです。形もちょっとツクシに似ていて、名前が出てこない時は西洋ツクシと呼んでしまいます。道行く人が、”ムスカリは、可愛いですね。”と声をかけてくれました。そこいら中に顔を出すムスカリは、春の人気者です。
家を守る雑木林
今日は雑木の場所を違う角度から見ました。いつのまにかツタが小山のまわりを取り囲み、後ろにある家を気持ち良さそうに見せています。残念ながらデイサービスはまだ再開されていないので、木々が人々の来場を待ち受けているといったところです。
雑木の間
雑木には、気持ちを和ませる何かがあります。たくさんの花が咲き乱れる庭もいいですが、少しでも雑木の一角があるとほっとします。この庭にもわずかですが土を盛った、雑木の小山があります。ここは外部から人目を避けることができ、また日陰が欲しい隣りの和庭を、真夏の太陽から守ってくれます。新緑の木の葉は眩しいほど美しいですが、落葉の後の冬枯れの姿もいいものです。
秋の空
おざなりに撮った写真の一枚ですが、後で気持ちのいい空だったことに気づきました。ここの空気感は、空の青と水の青、そしてあたりに群生するススキが作っているのです。うちのススキも誰かが植えたわけではないようで、風に乗ってやって来た種が居着いたんでしょう。意図しないで撮った写真が、自然の美しさを教えてくれます。
秋明菊の花が大きい!
秋明菊を移植して数年経ちますが、今年はたくさん花を付けました。木陰でしかも昼間は強い日射しも受ける、理想的な場所だったようです。一つ一つの白い花が大きく見えます。以前はもっと小さな花だったと記憶していて、今は風情より頑健さを感じます。それもいいかな。
ここはどこ?
写真は撮る位置を少しずらすだけで、思いがけない風景を見せてくれます。この写真は、花が終わった萩のそばにある通路から見える風景ですが、膝をついて見たのは初めてでした。それで高く伸びたススキが、あるはずのないサトウキビのように見え、ここはどこ?の感覚に陥りました。
萩の花色
また萩の季節がやってきました。昨年は剪定をしなかったので巨大な高さになりましたが、今年は何度も切り詰めて人の背丈で花が咲きました。花色は選んだわけではありませんが、情熱的なピンクです。
和庭の糸水仙
和庭の草花が雨に打たれ、しっとりした気持ちのいい空間になりました。この間までのカラカラ陽気が終わりに近づいてきたのか、今日は過ごしやすい日です。もう少しで、うるさいヤブ蚊も減るでしょう。緑の合間に咲く小さな花は可憐です。
雨後のジャングル
この場所は夏になるとジャングルになってしまうので、先週大量の草を刈り、伸びすぎた枝を落として風通しを良くしました。今日は数日続いた雨のせいか、蒸気が上がったような中で、左端の夏みかんの実が青々と輝き、周辺の木々も元気を取り戻したように見えます。
明るい色合いの紫玉
ムクゲの「紫玉」は暗い紫色の花で、一年前はまわりの緑の中に沈んでいました。それでこの場所に移植したのですが、今はくすんだピンクの花を付けています。この花をとおして、紫の花はたくさんの植物群の中では、暗さに同化して見えなくなってしまうことを知りました。今は優しい華やかさを見せています。
清楚でいて、逞しいホタルブクロ
雨上がりに撮ったホタルブクロは、清楚で初々しさを感じさせます。でも繁殖力は強く、一本の苗がまだ小さいうちに花を付け、気がつくとその周辺はホタルブクロの群生地になっています。また洋風にも和風にも合うので、隙間を埋めたい時には便利な植物です。
ジャーマン・アイリスの存在感
スペースのある庭を見応えあるものにしてくれるのは、ジャーマン・アイリスです。最初の一球がどう増えていったのか忘れるほど、年月が経ちました。冬の姿はボロクズのようになってしまいますが、初夏に数週間の開花期を経たあと、緑の葉をずっと見せてくれるのは有難い存在です。
光と影
セイワガーデンの南端は隣家の高い塀が太陽を遮るので、少し日陰ができる場所です。そこには上に伸ばした木々があり、下には半日陰を好む植物が植えてあります。背の高い木々にはほとんど手を入れず、できるだけその存在感を保ちたいと思っています。いつもあまり気がつかないのですが、写真で見る木々の光と影は美しいものです。
春の訪れ
今日は気持ちのいい日です。アクセントになっているのは、オレンジ色のポピーです。多分かなり前に蒔いた外国産の草花混合種のひとつだと思いますが、ここの風土に適合したようです。放っておくと庭中がこれ一色になってしまうので、結構抜いているのですがこの通りです。元気がいい植物はこちらにも元気をくれます。
満開の菊
秋といえば、このあたりは菊の花があちこちで咲いています。花が密集する所では、菊のニオイが懐かしさを呼び起こします。この施設でも沢山の菊が開花しました。ただ気になったのは、白い花が徐々に赤みを帯びてくることです。暑い気候のせいなのか、土のpHが偏っているのか、私としては白い小菊が好みなのですが、なかなか思うようにいきません。
秋の風情
秋も深まり、涼しそうな一角が目に留まりました。イチジクの木を背景に、小山には低木のオリーブと白菊、赤いサルビア、それらを枯れたジャーマン・アイリスが囲んでいます。庭に植物を植えた時は、どう育って周囲と馴染んでくれるか判りません。でもここはそれぞれがうまく共存できたようです。
薄幸な美女
暑い夏が少し秋らしくなった9月中旬、濃いピング色のハギの花が咲いていました。これは数年前、敷地に転がっていた不気味な固まりでした。ニセアカシアの根っこかと思っていたら、ハギの葉が出てきて、今年の春に和庭に植え替えました。悲惨な経路を辿ってここへきた可憐な花です。
梅雨時の花
梅雨時は植物の季節で、一週間見ないうちに全ての背丈が大きくなっています。どこもかしこも鬱蒼と生い茂り、仕事の手間を考えるとゲンナリです。そんな中、緑を背景に「ヒメヒオウギズイセン」が朱色のキリッとした花を見せていました。
春の訪れ
「セイワデイサービス」は、2018年末に施設を休止しましたが、同じ敷地内の「かみのデイサービス」は存続しており、庭は今までどおりメンテナンス業務を受けています。現在2020年、新型コロナウイルス感染症の真っ只中ですが、「かみのデイサービス」は介護事業を継続しています。施設から見える場所では、木々も成長し、今は薄紫のシバザクラが見頃です。
白バラと皇帝ダリア
数ヶ月この西面の庭を見ないうちに、白バラ(緑光)と一重の皇帝ダリアが咲いていました。花があるとなんだか嬉しくなります。一つの花は一週間もすれば萎れてしまうものですが、次から次へと新しい花でつないでいく植物は健気です。 奥に見える皇帝ダリアは入居者の方からの贈物だそうですが、一年目は生育が遅れ、二年目は台風で倒れて花が咲く前に雪でやられ、今年はこの場所に移植したのが良かったせいか、三年目にして空高く花をつけました。
バード・サンクチュアリ
ちょっとした遊び心で、小鳥の餌場が作ってあります。その下には主のようなタンポポの大株があり、毎年たくさんの黄色い花を咲かせます。周辺にはウサギやカエルなどの作り物が置いてあり、ここは完全におとぎの世界です。 さらに、このあたりの地面の下にはモグラの通り道があって、たまに掘り起こした土の小山がいくつも出来ているのを目にします。カラスもいれば、猫もいるし、小鳥が軒先に巣を作るし、いろんな生き物が好き勝手に行き来しています。
7月のタチアオイ
今年の夏は水やりに終わりました。カラカラに乾いている土を見ながら、なんとか一週間はもって欲しいという思いで水を与えると、一周するのに4時間かかりました。草取りまではとても手がまわらず、畑部分を覆う猫じゃらしを恨めしく見ていました。一つの穂からどのくらい多くの種がばらまかれるのかと思うと、気が遠くなりそうです。 夏の花としては、白い一重のキョウチクトウが次々に花を咲かせ頑張っています。また写真のタチアオイは7月に撮影したものですが、種から育ち花を見せるまでに2年かかりました。過酷な環境になんとか根付いてくれたようです。
ジャーマン・アイリス
施設がショートステイの受け入れを止めてから二週間が経ちました。週末の施設内部は特に気にしていませんでしたが、人気が全く消えた今、私の庭仕事の張り合いもどこかへ行ってしまったかのようでした。いつもガラス戸の向こうに頭を抱えこんでいる人や、なにやら職員と話をしている人達がいて、その気配に無言の応援を感じていたのだと思います。誰もいなくなった施設の西面の庭に目をやると、ジャーマンアイリスのはっとする美しさに気がつきました。まさに花に慰められました。
五月のバラ
5月はまさにバラの季節で、セイワデイサービスでもバラがいっせいに花開きました。写真のバラは、職員通用門でスタッフを迎えるピエール・ド・ロンサールです。
お目当ての鳥
今日は何回が見かけているブルーとオレンジの鳥が、ついに写真の中に入りました。画面の中央、上から2/3くらい下で、地面に足がついているように見えます。この鳥は単独でやってきて、今日は作業をしている人間に構うことなく、掘り返したあたりの土を突ついて虫をさがしています。可愛い!
イチジクの木に降り立った鳥たち
まだまだ寒い日が続き、今は土の掘り返し作業をしています。こんな時期はやっと咲いている花より、この土地に生きている鳥の方が魅力的です。葉を落としたイチジクの木に降り立ったのはスズメの群れでしょうか。掘り起した土に興味を持つブルーとオレンジの鮮やかな小鳥が、私の目の先でムシを探していたのですが、急いでカメラを向けた途端に飛び立ってしまいました。こんな仲間たちはいつでも大歓迎です。
1月の夕陽
庭仕事の手を休めて目を上げると、小さな庭とは比較にならない広大な風景が広がっています。美しい夕陽が沈む場面は圧巻です。こんな大自然があるから、ついここへ足が向いてしまうのです。5時をまわると、あたりはすっかり暗くなってしまうので急いで帰ります。
秋の植物群
10月の庭は暑からず寒からずのせいか、植物が生き生きしています。いつも時間に追われゆっくり植物を見ていないせいか、後で写真を見ると、こんなふうに見えるのかと驚くことがあります。母の視力は大分落ちてしまったようですが、窓の外の植え込みはどのように映っているのでしょう。
チョコレートコスモス
チョコレートコスモスの花が夏以来ずっと咲き続けています。実はこの花色に魅せられて、昨年同じような色の矢車草の種を蒔いたところ、今年の春にたくさんの暗黒色の花を長い期間見ることができました。チョコレートコスモスと矢車草には大満足しています。
オカリナ演奏会にて
大分時間がたってしまいましたが、2016年春に行われた「オカリナ演奏会」の写真を紹介します。定期的に行われている催物のようで、入所している私の母も会場で楽しんでいます。ウエチ
玄関前のユキヤナギ
施設で庭の手入れをしているボランティアです。久しぶりに施設を訪れたら、冬に仕込んでおいた球根植物が花盛りでした。ダッチアイリスは一番楽しみにしていたのですが、なんと造花のように見えました。他の植物との組み合わせをしくじったのです。 結局一番きれいだったのは、この施設が始まって以来ある、ユキヤナギの満開でした。ウエチ
建物西側の果樹林
季節のうえではまだ春なのに、'熱いぞ(暑いぞ)熊谷’は、名実ともに本領を発揮しつつあるようです。こちらは初夏のような暑い一日でした。今日のケアでは、いつも午前中寒がることの多い95才のご利用者さんも、「今日は大丈夫です」と、珍しく朝から薄着で過ごしていました。ミサワ
セイワデイサービス玄関
昨年末の冷え込みの厳しい時、利用者さんが足の動きが悪くなるなどして、転倒によるケガや圧迫骨折、座骨神経痛などを引き起こして、入院する方が続出しました。私も休日を利用して病院へお見舞いに行き、お一人お一人を励まし続けました。現在では2月、3月、4月と順々に施設に戻ってきています。入院中の最後のおじいさんも、もうすぐ退院予定です。 自分で決めた「一人ももれなく最後までお世話したい」という気持ちは、いつも心の中に燃えています。利用者さんの笑顔が私のエネルギーです。ミサワ
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